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プロレタリアふじんさっかとぶんかかつどうのもんだい
プロレタリア婦人作家と文化活動の問題
宮本 百合子
「女人芸術」1931(昭和6)年10~12月号
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 18,179 字 · 36 页
工場委員会は自分らのものだ。もとは、夜会服を着た男や女だけが見物するものときまっていた国立オペラ・バレー、すべての芝居は、労働組合手帖で半額で見られる。
一年に一ヵ月の有給休暇があって、その時は絵でばかり見ていたようなクリミヤの離宮や大金持の別荘がプロレタリア、農民のための「休みの家」となっている。そこへ行って、台所の心配もぬきにして楽しく休める。工場では十三時間も働らかされ、搾られ、男の半分しか賃銀が貰えず、亭主には殴られていたロシア婦人労働者の日常生活は、そういう内容でかわって来た。
実際に労働して来たもの、人につかわれて来たものには、資本主義のもとでの搾取労働、奴隷のような労働と、ソヴェト政権のもとで社会主義の方法で組織された労働との違いは、骨肉にしみてわからずにはいられない。
そのねうちがわかれば、どんなに古風なロシアの年とった女でも、自分たちのソヴェトを支持しないではいられない。支持しようとすれば、どうしたって革命的な連中と会ってよく話をききたいし、あっちこっちの事実を知りたい気になる。妙な間違ったことを本気にしている連中には、ちゃんと教えてやりたい。