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せんきゅうひゃくにじゅうごねんよりせんきゅうひゃくにじゅうしちねんいちがつまで
一九二五年より一九二七年一月まで
宮本 百合子
「宮本百合子全集 第十八巻」新日本出版社、1981(昭和56)年5月30日
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 15,338 字 · 31 页
「余り不幸だと一種の公明正大さが出来ますな、自分の利益にはならないでもね」
野上さんの或面
「情の人には嫌われても、知の人には尊敬される人ですね。面白い存在だと思います」――伊藤綾子の言葉。
伊藤綾子
二十五歳――今年六歳
独身、男性、恋愛の欠乏から生じる不安、生活のよりどころなさ。
菊池寛
「いくつです」
「二十五です」
「へえー、いつの間にそんなに年をとりました――神代種亮が妻君をなくし、子供は三人あるが――どうです、その人と結婚する気になりませんか」
「余りだ」と思う
芥川
「女は結婚して損はないんだがなあ」
生田 自分
「めぐり合わせで来るときは来る。間違ったことをするより待った方がよい」
綾子 それは分って居る。が、寂しい。弟が幼いのに、待るのがまち遠しく、いきなり「―ちゃん」と云って泣いちまうことがある。子供の当惑。社会状態。==生活難、結婚難、等等。
淋しさの鋭い刀できられる心。
中年での疲労
若くて田舎から出、金になる原稿、名をなす為の原稿と三日四日徹夜しても平気で仕事をした女、二十七八になり、やっとこれからが楽しみというときにつかれが出、頭や手がしびれ仕事どころでない。