轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

〔ふ〕ゆいぶつろんけんきゅうについて(とさかじゅんしゅき)

〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)

戸坂 潤

「思想月報 第九号」司法省刑事局、1935(昭和10)年3月

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 9,123 字 · 18 页

青空文庫

甚だしきに至っては、これはずっと後に耳にしたことであるが、プロ科が本会の成立に反対し、その反対を共産党が抑圧したという如き噴飯に価するデマまで飛んだという話である。だが本会はかかる一切のデマは全く之を冷眼無視して来た。かくの如きコセコセしたことを他に、本会は哲学・自然科学・歴史等、広汎な意味に於ける科学が現在如何に行詰まっているかに不変の関心を集中して来た。学校の講壇から講ぜられている諸科学が如何にいま科学性を喪失しているか、ひいては学生乃至青年学徒の究知心、言換えれば学徒としての倫理性が如何に稀薄になっているか、吾々の多くが学校教師を職としている関係から、現代の学者、学生の研究生活なるもののかかる行詰りが直接には如何なるところにその理由を求むべきかを考察し、その結果、諸科学に対する唯物論の関係が少しも明かにされていないところに在るのではないかという結論に到達し、唯物論研究者の一団(唯物論者も無論含まれる)を組織しようとしたこと以外、本会の本質に何等他意なかったのである。だから多くのデマ、誤解を受けながらそれを意に介しなかったばかりでなく、又何等の対策を講じることさえもしなかったのであるが、それは吾々が政治的であるにはあまりに素人であり、また「政治的」