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かがくかいかくのたいりゃく
化学改革の大略
清水 卯三郎
「明六雜誌 第二十二號」明六社、1874(明治7)年12月19日
N1 · 挑战 · 新字新假名 · 1,502 字 · 4 页
ストロンチオム オスミオム
バリオム イリヂオム
リヂオム プラチニウム
ソヂオム ロヂオム
ポトアシオム ルテニオム
ルビヂオム パラヂオム
ケイシオム 水銀
+ 白銀
独陽ノ端
右に挙る表は、酸素を孤陰の端としケイシオムを独陽の端とす。その各箇質点〈(アトム)〉はその上にある質点に孤陰たり、またその下にある質点に独陽たり。たとえばケイシオムはルビヂオムならびにそれ以上に独陽たり、酸素は硫黄ならびにそれ以下に孤陰たるがごとし。ゆえに剥篤亜斯は沃酸に独陽たり。沃酸は剥篤亜斯に孤陰たり。曹達的塩酸〈(ソヂクコロリン)〉、黄金的塩酸〈(オウリオムコロリン)〉のごとき、みなその相反する孤陰、独陽の理に係る。水素のごときも硫黄においては独陽たり。ゆえに硫酸中の水素は底類〈(バセス)〉なり。これをもって水素硫黄〈(ヒドロウジン、ソルフル)〉という。また水素塩酸〈(ヒトロウジン、コロリン)〉・水素硝酸〈(ヒトロウジン、ニトロウジン)〉など皆この理なり。かつその質点の説のごとき、粒々これを掌に見るがごとし。ああ化学の熟する、目また全牛を見ざらんとす。