轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
なんぼくアルプスつうせつ
南北アルプス通説
木暮 理太郎
「日本アルプス」1930(昭和5)年6月
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 5,372 字 · 11 页
日本アルプスの名称
日本アルプスの名称
日本本島中部の大山脈である赤石山系、木曾山脈及び飛騨山脈は、今日普通に日本アルプスの名で呼ばれている。この名は明治の初年に主として飛騨山脈に足を踏み入れた外国人によって創唱されたものであることは疑いないが、その何人であるかは明らかでなかった。当時飛騨山脈の一部に足跡を印した外人には、ガウランド氏あり、サトウ氏あり、チャムバレーン氏あり、アトキンスン氏あり、その他なお三、四の人がある。中にもガウランド氏は明治十年前後に、飛騨山脈の立山、爺岳、五六岳、槍ヶ岳及び乗鞍岳や御岳等に登り、明治十三年十二月にアジヤ協会で「日本に於る氷河時代の遺跡」と題する講演を試みたミルン氏に、殆んどその講演の資料全部を供給した人である。予は曾て『日本アルプス』の著者小島君より、『ジャパニーズ・アルプス』の著者ウェストン氏が同君に、日本アルプスの命名者は実にこのガウランド氏なりと語られたということを聞いた。
日本アルプスの命名者は何人であるにせよ、それが漸く日本人の間で口にし筆にされるようになったのは、明治二十九年にウェストン氏の著『ジャパニーズ・アルプス』