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ずいひつ よせばやし

寄席囃子 正岡容寄席随筆集

正岡 容

正岡容『寄席囃子 正岡容寄席随筆集』。同一底本的分册已合并为一书。收入:随筆 寄席囃子、艶色落語講談鑑賞、随筆 寄席風俗、寄席行灯、わが寄席青春録。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 112,259 字 · 222 页

青空文庫

岡鬼太郎氏が吉右衛門一座に与えた「らくだ」の劇化「眠駱駝物語」は、おしまいに近所で殺人のあるのが薬が強すぎて後味が悪い。岡さんのいやな辛辣な一面が、不用意に表れているように思われる。陰惨の情景は、あくまでむらくのそれのごとく、終始、らくだの兄弟分と屑屋の言動との滑稽の中で発展さすべきである。それでなくても思えば「小猿七之助」以上に陰惨どん底のこの噺の世界は、わずかに彼ら二人の酔態に伴う位置の転倒という滑稽においてのみ尊く救われているのであるから。ということはそっくりそのままお生にこの噺を頂戴して、不熟な左傾思想をでッち込み、その頃、雑誌『解放』へ何とかいう戯曲に仕立てた島田清次郎あることによっても立証できるだろうと思う。

それにしても巧い噺家で「らくだ」をやらない人は少なくない。しかしながら「らくだ」のできる人で空ッ下手の噺家ってものは、古来、なかったと考えている。

「道灌」と「佐平次」と「火事息子」と

――亡き可楽を聴きし頃の手記――

昨夜の三席は愉しいことでした。三遊亭は、いわゆる寄席でもこの人の持ち味は出ず、研究会(現在の)では会場の関係ではしゃぐ噺以外後方へ聞こえず、結局この「会」