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ねんぷ
年譜
宮本 百合子
「現代文学全集 第五十六巻」改造社(1931年までの年譜)、1931(昭和6)年3月、「宮本百合子研究」津人書房、1948(昭和23)年10月
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 17,820 字 · 36 页
宮本がともかく警察で殺されないで市ヶ谷に行ったということは私を大変安心させた。小説の書ける気持になった。小説「乳房」を中央公論に発表した。(〔四〕月)この小説は後にソヴェトで革命文学の文集に集録された。
五月〔中〕旬、前年の母の死によって中絶した取調べの続きだといって淀橋署に検挙された。
十月。「日本共産党の外郭団体であるプロレタリア作家同盟の活動に従事し、共産主義を宣伝した」という理由によって起訴された。市ヶ谷刑務所におくられた。
執筆
この時、評論集『冬を越す蕾』が入獄中に出版された。
一月。「バルザックから何を学ぶか」を『古典の再認識』のために執筆。作家は何でも書けばそれが現実を反映するというリアリズム論への反駁として。
一月。不満と希望。(社会時評)
一月。村からの娘。(社会時評)
四月。新しい一夫一婦。
五月。乳房。(中央公論)
九月。小説「突堤」(これは淀橋署に拘留中に書いた。)その他。
一九三六年(昭和十一年)
一月。市ヶ谷刑務所から東京地方裁判所に通って予審がはじまった。
一月三十日、父の急死によって葬儀のために仮出獄した。
二月。二月二十六日事件を裁判所で知った。