轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

04 怪談牡丹灯籠

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 123,879 字 · 246 页

青空文庫

孝「五郎三郎さん、どうか何分願います」

と出掛けては見たが、今母上が最後の際だから行き切れないで、又帰って来ますと、気丈な母ですから血だらけで這出しながら、虫の息で、

母「早く行かんか/\」

と云うから、孝助は

「へい往きます」

と後に心は残りますが、敵を逃がしては一大事と思い、跡を追って行きました。先刻からこれを立聞きして居た龜藏は、ソリャこそと思い、孝助より先きへ駆けぬけて、トッ/\と駆けて行きまして、

龜「源さま、私が今立聞をしていたら、孝助の母親が咽喉を突いて、お前さん方の逃げた道を孝助に教えたから、こゝへ追掛けて来るに違えねえから、お前さんは此の石橋の下へ抜身の姿で隠れていて、孝助が石橋を一つ渡った所で、私共が孝助に鉄砲を向けますから、そうすると後へ下る所を後から突然に斬っておしまいなさい」

源「ウム宜しい、ぬかっちゃアいけないよ」

と源次郎は石橋の下へ忍び、抜身を持って待ち構え、他の者は十郎ヶ峰の向の雑木山へ登って、鉄砲を持って待っている所へ、かくとは知らず孝助は、息をもつかず追掛けて来て、石橋まで来て渡りかけると、

龜「待て孝助」

と云うから、孝助が見ると鉄砲を持っている