轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

〔けんせいほんとう〕そうりたいにんのじ

〔憲政本党〕総理退任の辞

大隈 重信

「憲政本党党報 第八号」1907(明治40)年2月

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 6,316 字 · 13 页

青空文庫

我輩の権利を曲げる事は、如何なる力も出来ないのである。我輩は君主の命令に従い、法律の命令に従う以上、如何なる権力も我輩の個人の自由を制限する力は世界何処にもないのである(ヒヤヒヤ)。

それでちょっと私が今日党の総理を辞するというと奇異な感じを起すか知らぬ。此処にも新聞記者が沢山御出でであるが、新聞記者は早く既に私は総理を辞するだろうという予言をされた。新聞記者は無遠慮に命令をやる。しかし私は人の命令を聞くような男でない。頑固である。これは誠に善い性質ではない。けれどもどうも七十になってもこの性質を止めることは出来ない。死に至るまで頑固剛情で一生を終るつもりである。しかしそんなことは我輩のこの演説に関係はない。我輩は党に対して一点の不平もない。ただ諸君をしてもう少し責任を重んじて、活動の余地を与えると共に、我輩も自由の働きを許してもらう方が、党の将来の発展のためにも利益なりと、こう考えるのである。私は決して労を辞せぬ。困難を厭わぬ。困難が来れば愈々我輩は奮闘し活動する(ヒヤヒヤ)。困難は我が友なり。少しもそんなことには頓着しない。しかしながら党全体のために計るに、まず諸君はもう少し責任を重んじ、而してもう少し諸君の活動を望みたいと思う。