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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
04 一九三七年(昭和十二年)
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 112,810 字 · 225 页
論について」(林房雄、小林秀雄らの提唱に関して)10枚、「十月の作品評」12枚、「自然描写における社会性について」15枚、「『或女』についてのノート」15枚、「今日の文化における諸問題」23枚、「一九三四年度における文学の動向」30枚、
作家研究
(一)マクシム・ゴーリキイの人及び芸術(四十枚)
(二)同 その発展の特殊性にふれて(四十枚)
(三)同 によって描かれた婦人(二十三枚)
(四)ツルゲーネフの生きかた(四十枚)
(五)バルザックから何を学ぶか(七十枚)
(六)藤村、鴎外、漱石(九枚)
随筆
最も長いので二十枚位(わが父)を入れて五六篇ぐらい。 (終)
三月十七日 〔市ヶ谷刑務所の顕治宛 目白より(はがき)〕
三、十七日。十五日にはいろいろ御相談が出来て私は大変うれしく、いい心持になりました。貴方から私は多くのことについて教わるけれども、しかられる自分というものは考えて居りませんから、そういうものとして互を見てはいないから。とにかく本当にゆったりした心持になれました。きょうは「今日の文学の鳥瞰図」を唯研に送り、栄さんと風の吹く街へ出て、島田へのおみやげを買いました。