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ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

06 一九三九年(昭和十四年)

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 374,755 字 · 745 页

青空文庫

鬼子母神のあたりや先を歩いて見たそうですが、大きい化ものやしきのようなのが一つ売又貸と木札を出していた由。

さてお約束の表、十日より二十日までの分。

起床    消燈

十 日 七・二〇 一〇・五〇

十一日 七・四〇 一一・〇〇

十二日 八・〇〇 一〇・四〇

十三日 七・二〇 一時半(ホーラ、目玉がギロリ、でしょう? これは何しろジュータンでしたから)

十四日 九・三〇  九・四〇

十五日 七・四〇 一〇・一〇

十六日 七・三〇 一〇・三〇

十七日 七・一五 一〇・〇〇

十八日 七・〇〇 一一・四〇

十九日 八・〇〇  九・四〇

二十日 七・一〇  九・三〇

仕事や読書の表はこれから。この間によんだもの、例のプルードン批判。小説ではデュ・ガールの『チボー家の人々』二冊。そしてこのブックレビューを三枚。ジイドの「贋金つくり」と並べているが、その質のちがいについて。映画について(『三田新聞』七枚)、『婦公』「最初の問い」一枚。そして小説についてこね中。

ほんとうに冷えること。おなかにこたえないでしょうか、シャツがあってよかったと思います。

きのう栄さんのところで、アメリカの通俗的な『ライフ』