轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

げんだいにほんのしそうたいりつ

現代日本の思想対立

戸坂 潤

「現代日本の思想対立」今日の問題社、1936(昭和11)年12月

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 125,540 字 · 245 页

青空文庫

一二 国体明徴運動と内閣審議会

そのものが何物かの擬装なのである。

(一九三六・一)

一二 国体明徴運動と内閣審議会

「一方において皇室中心主義または愛国運動等の美名に藉口して、他人の言論の自由を不法に抑圧し行動を束縛し暴戻専恣の行動をたくましくし、一般国民をしていいたいこともいえぬような社会情勢を馴致し、社会を陰鬱ならしめていることは、社会不安の重大原因をなすもので、かくては帝国の健全なる発展を所期することは出来ぬ。よってかかる不正不法なる矯激なる運動に対しては断固毅然たる態度をもってこれを抑圧し、明朗濶達なる国民の気風を涵養し、大いに国運の進展するようされたい」云々。

これは或る日の地方長官会議における、岡田内閣小原法相の訓示の一節である。人によってはこれを見て、暴力団狩りの根本方針を示したものだと考える人もあるかも知れないが、しかし多分そうではあるまい。いわゆる暴力団は、かりに「皇室中心主義または愛国運動等の美名に藉口」するものでも、決して他人の言論の自由や行動を抑圧束縛することには興味を有たぬ。そういうことに興味を有つのはいわゆる「暴力団」以上のものであって、しかも皇室中心主義または愛国運動等の美名に「藉口する」