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ヤミろんご
ヤミ論語
「世界日報 第五五二号~第六九二号」1948(昭和23)年2月23日~7月12日
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 18,308 字 · 36 页
は当然だ。
いったいが、日本では、家庭にも学校にも娯楽というものが殆どない。娯楽というと、家庭や学校を放れて、野放しのものとならざるを得ぬ。今のように一般生活が貧困をきわめている時に、家庭の娯楽といってもムリのようであるが、娯楽というものを家庭の日常必需品と同様、主食同様、欠くべからざるものと見る生活態度の確立が必要である。
学校もそうだ。設備が不完全なくせに、学生を入れすぎる。学問と共に娯楽を与え、よき娯楽設備をもたねばならぬ。スポーツを選手でなく学生一般のものとし、映画や劇場やダンスホールぐらい備えた学生ホールが常備されるべきであろう。
男女共学からくる恋愛の如きものを怖れる必要はない。時に間違いは有りがちでも、恋愛そのものが間違いではないのであるから、青年特有の正義心を信頼し、夢多き年代の特質を生かしてやる思いやりが欲しいものだ。
応援団とダラク書生
一部の素行よからぬ学生のため、大学内に自治運動が起りつつある由であるが、自治がどのような方法で行われるのか、自治運動が学生の私設憲兵化をまねかなければ幸いである。
先日散歩していたら、ラジオ屋の人だかりにぶつかって、私も五分ばかり慶明戦の応援団の熱狂ぶりをきいた。