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リズムのこうぞう
リズムの構造
中井 正一
「美・批評」1932(昭和7)年9月号
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 7,957 字 · 16 页
存在論で集団的現象が man の構造をもつことによって、問題が常に個人主義的形態をもってくる。レーヴィットによって、他の意味においてルカッチによって、ある程度までその方向への展望がひらけつつあるにはしても、本質的に解釈の視点が個人性をのがれることができない。そこで歴史的集団の問題がその方向より遮断されているのではないかという懸念を私たちにもたしめるものがある。リズムがリズム自体を時間構造の根底である歴史的推移によって変換を要求せられつつあるのではないかという問いは、現在の美学論にとっては深刻な不安でなければならない。
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ここで、私は論法を変えなければならない。
機能性 Funktion の上より、あるいは、付託統体 Veiweisungsganzheit の立場より論ずるよりも、むしろ Sache としてのものそのものについて、委員会的にあるいは集団研究的に同人あるいは読者に一つの提案を提出するほかはない。一つの肯定をもってするそれは問いである。しかも、一つの実験的観察の報告でもある。報告をもってせられたる問い、その形式でもってより大いなる肯定に向ってよびかけよう。