轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

ロシアのかこをものがたるかくめいはくぶつかんをみる

ロシアの過去を物語る革命博物館を観る

宮本 百合子

「戦旗」1931(昭和6)年11月7日ロシア革命記念特別号

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 2,626 字 · 6 页

青空文庫

数年後の今日でも吾々の心をヒッ掴んで鼓舞する力をもっている。ケレンスキー内閣はダラ幹党の本性として「土地を農民へ!」「生産をプロレタリアートの手に!」と口では叫んだが、政権はブルジョアに握らせて置こうとする、ケレンスキー内閣がそういうスローガンを実行する筈はない。

ボリシェヴィキは火花のような言葉でそれをあばき大衆の熱望をとらえている。

戦艦オーロラーが、冬宮を砲撃した時の写真、軍事革命委員会の本部があった、スモーリヌイの大きな写真を見ると、われ知らず、喜びの叫びが口をついてあふれる。一人のちいちゃい子供が、一生懸命に伸び上って、「ウン? これがスモーリヌイ? うちの父ちゃんどこにいるのさ」すると、兄らしいのが、ちょっときまり悪そうに、答えている、「父ちゃんは、ここにはいないよ」ソヴェト同盟未来の労働者なかなか承知しない。「だって、ここボリシェヴィキの家だろう? 父ちゃんボリシェヴィキだもの、いるだろう、ここに」

一たん階下に降りて帝政時代の政治犯人が、檻禁されていた牢屋の模型を見物する。

模型といっても、本物の牢屋の鉄格子、腰かけ、みんなもとの牢屋からとって来たものだ。