轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

『ケプロン・くろだのこうそう』について

中谷宇吉郎集 第八巻

中谷 宇吉郎

中谷宇吉郎『中谷宇吉郎集 第八巻』。同一底本的分册已合并为一书。收入:『ケプロン・黒田の構想』について、桂浜、北国の春、金鱗湖、高度八十マイル、写真と暮らした三十年、寅彦の遺跡、南極・北極・熱帯の雪、百科事典美談、北海道開発に消えた八百億円、母性愛の蟹、娘の結婚、雪の化石2、六三制を活かす道、ピーター・パン。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 85,890 字 · 178 页

青空文庫

そういう意味で、二女の勉学の様子に注意していたのであるが、教育の方針が、義務教育とはまるで違っているのに、まず一驚を喫した。しかし考えてみれば、これは違うのが当然である。高校以上では、生徒は学問を教わることを志望して、入学してきたのである。国民の義務として、在籍しているのではない。高校教育の特徴は、猛烈な詰込教育という一語につきるが、これは、初等教育の原理、すなわち無理に教え込まないというのと、なんら矛盾することではない。この学校の生徒は、学問を教わることを志望してきているのであるから、学問を詰め込むのが当然である。それがいやな生徒は、入学してこないはずである。

義務教育では、主として、善良な市民となるための、道徳的な躾の訓練を受ける。それで学問の方は、どうしても、二の次になる。その遅れを取り戻すためにも、また大学に進む準備のためにも、高等学校では、十分な頭脳的訓練を施す必要がある。その訓練は、主として詰込教育と試験という「最旧式の教育手段」で行われている。多くの読者には、定めし意外に感ぜられるであろう。私も実際に子供を入学させてみて、初めて知って驚いたのである。