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にひゃくとおか

二百十日

夏目 漱石

两个男人漫无目的地散步闲聊,从寺庙到马掌,看似无聊的对话里藏着什么?一场暴风雨即将打破这份悠闲。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 29,466 字 · 60 页

青空文庫

「吸殻で利目があっちゃ大変だよ」

「だって、付けてやる時は大いにありがたそうだったぜ」

「癒ると思ったからさ」

「時に君はきのう怒ったね」

「いつ」

「裸で蝙蝠傘を引っ張るときさ」

「だって、あんまり人を軽蔑するからさ」

「ハハハしかし御蔭で谷から出られたよ。君が怒らなければ僕は今頃谷底で往生してしまったかも知れないところだ」

「豆を潰すのも構わずに引っ張った上に、裸で薄の中へ倒れてさ。それで君はありがたいとも何とも云わなかったぜ。君は人情のない男だ」

「その代りこの宿まで担いで来てやったじゃないか」

「担いでくるものか。僕は独立して歩行いて来たんだ」

「それじゃここはどこだか知ってるかい」

「大に人を愚弄したものだ。ここはどこだって、阿蘇町さ。しかもともかくもの饂飩を強いられた三軒置いて隣の馬車宿だあね。半日山のなかを馳けあるいて、ようやく下りて見たら元の所だなんて、全体何てえ間抜だろう。これからもう君の天祐は信用しないよ」

「二百十日だったから悪るかった」

「そうして山の中で芝居染みた事を云ってさ」

「ハハハハしかしあの時は大いに感服して、うん、うん、て云ったようだぜ」

「あの時は感心もしたが、こうなって見ると馬鹿気ていらあ。