轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

よしだしょういん

吉田松陰

徳富 蘇峰

「国民之友」1892(明治25)年5月~9月

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 135,622 字 · 269 页

青空文庫

獄中も一夜明け候えば春めき申し候。別紙二、書初、蕪詞、御笑正希い奉り候。先は新禧拝賀のためかくの如くに御坐候。恐惶謹言。

安政二年正月朔旦賀

寅次郎

家大兄案下

なおなお幾重も目出度く存じ奉り候。相替らず拝正の儀、東西御奔走と察し奉り候。さて今朝雑煮を食い、遣りきれぬ事、山亭にての如し。これ戯謔の初め、初笑々々。詩有り曰く、眠り足り何ぞ新正を迎うるを用いん、雑煮腹に満ち腹雷鳴る、知るべし新年吉兆の処、かつ聞く善歳万歳の声。

家庭における彼が、如何に小児らしきよ。彼は獄中において雑煮を喫しつつ、その少年の日、兄と護国山麓の旧家において、雑煮を健啖したる当時を想い出し、ためにかかる天真爛、佳謔善笑の文字を寄せたるなからんや。

健全なる家庭は、男女の道において最も健全なり。彼は独身者なり、彼は国家を以て最愛の妻となせり。然れども彼は夙に婦人の家における大切なる地位を知れり、また社会における大切なる位地を知れり。彼の蹈海失敗後、野山の獄に拘せらるるや、その同囚富永有隣を慫慂して、曹大家『女誡』を訳せしむ。彼曰く「節母烈婦あり、然りて後孝子忠臣あり、楠、菊池、結城、瓜生諸氏において、これを見る」