轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
「よあけまえ」についてのししん
「夜明け前」についての私信
宮本 百合子
池田寿夫宛私信の一部
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 2,543 字 · 6 页
とだけ書きすてず、何故それを越え得ず、越えなかったのはどの点だ、と説明すべきだったと思う。労働者のやるようなことをやったって労働者じゃない、小ブルとしての限界性は越えられないのだ、そう言い切ったのと似ているから。
平田イズムが当時にあっていかに発生し、いかに半封建の新興ブルジョア勢力(薩長、水戸一派)に利用されたか、そこからどの位の大衆の犠牲が生じたか、このことは十分くまなく、現代性をもって、貴方の獄中での潜勢力を傾けて解剖されるべき項だと思います。ここは面白い点です。
藤村が平面的に一つの思想の流れという風に扱っているだけ、半蔵の幻滅が大衆の悲劇の一典型として十分押し出されていないのではないかしら。
平田イズムが単純に社会的現実から時間的に乖離したのではなく、もっと悪どく当時の政権獲得運動者によって利用され、一般をその嵐にまき込み、しかも一時期の後、素早くそのイデオロギーの利用をすてたところもあるのではないでしょうか。尊王・攘夷という四字をいかにサツマの殿様、徳川、イギリス、フランスが手玉にとって、沢山の血を流させたことか。このところは本当にドラマティックです。