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しょうぐん
将軍
明治37年黎明,一队士兵带着白襷奔赴死亡战场,路上有人抱怨荣誉换不来酒钱。想要活命的士兵与悲壮的命运冲突,你会怎么选?
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 14,852 字 · 31 页
その時幕は悠々と、盛んな喝采を浴びながら、舞台の前に引かれて行った。穂積中佐はその機会に、ひとり椅子から立ち上ると、会場の外へ歩み去った。
三十分の後、中佐は紙巻を啣えながら、やはり同参謀の中村少佐と、村はずれの空地を歩いていた。
「第×師団の余興は大成功だね。N閣下は非常に喜んでいられた。」
中村少佐はこう云う間も、カイゼル髭の端をひねっていた。
「第×師団の余興? ああ、あのピストル強盗か?」
「ピストル強盗ばかりじゃない。閣下はあれから余興掛を呼んで、もう一幕臨時にやれと云われた。今度は赤垣源蔵だったがね。何と云うのかな、あれは? 徳利の別れか?」
穂積中佐は微笑した眼に、広い野原を眺めまわした。もう高粱の青んだ土には、かすかに陽炎が動いていた。
「それもまた大成功さ。――」
中村少佐は話し続けた。
「閣下は今夜も七時から、第×師団の余興掛に、寄席的な事をやらせるそうだぜ。」
「寄席的? 落語でもやらせるのかね?」
「何、講談だそうだ。水戸黄門諸国めぐり――」
穂積中佐は苦笑した。が、相手は無頓着に、元気のよい口調を続けて行った。
「閣下は水戸黄門が好きなのだそうだ。