轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

ばくまついしんかいこだん

幕末維新懐古談

高村 光雲

19 上野戦争当時のことなど

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 4,952 字 · 10 页

青空文庫

何んだろうと、私は松と話しながら、練塀へ突き当って、上野町の方へ曲がって行こうとすると、其所に異様な風体をした武士の一団を見たのであった。

その武士たちは袴の股立ちを高く取り、抜き身の槍を立て、畳をガンギに食い違えに積み、往来を厳重に警衛しているのである。

私は風呂敷を背負って、気味が悪いが他の人も行くから其所へ進むと、

「小僧、何処へ行くんだ」

と問いますので、師匠の用向きにてこれこれと答えますと、早く通れ、という。それから二、三ヶ所も、同じような警護の関を通り抜けて行く間に、早戦争は始まってるという話、今、道でシュッシュッと異様な音の耳を掠めたのは、鉄砲丸の飛び行く音であったことに心附き、驚きながら半さんの家へ駆け込みました。

半さんは長屋の中でも一番奥の方へ住んでいる。至って暢気な人で、夫婦にて、今、朝飯を食べている所であった。

ところが、驚いたことには、この騒ぎを、半さん夫婦は全く知らずにこうして平気な顔で朝飯をやってるということが分った時には、さすがに私も開いた口が塞がりませんでした。半さんは、私から、師匠の報告これこれということを聞き、また途中の様子を聞き、