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あしのうら
怪奇探偵小説名作選7 蘭郁二郎集 魔像
蘭 郁二郎
蘭郁二郎『怪奇探偵小説名作選7 蘭郁二郎集 魔像』。同一底本的分册已合并为一书。收入:足の裏、穴、息を止める男、腐った蜉蝣、幻聴、孤独、舌打する、植物人間、蝕眠譜、自殺、鉄路、脳波操縦士、古傷、鱗粉。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 109,233 字 · 223 页
つまり化粧法も一大革命を受けるわけですね。このラバー・スキンという一種の肉面をつけることによって、顔色でも、髪の生え具合でも自由自在なのですからね。しかも、これは毛穴の営む生理作用にも、なんの障害もないのです。
早い話が、旧式医学によって、腿の皮膚を剥して顔の傷口を繕ったなどということは、真ッ先に、後を断つに違いありませんよ。
瞳にしたって、その奥につけられてある光電子管の作用で、虹彩の絞りまで生理的にやってのけるんです。その他ラバー・スキンを張られた義手、義足等、皆丁度人間の場合の神経のようにここでは電線が張りめぐらされていて、それに作用する電流で、御承知のような、完璧な動作をしますし、ジャイロスコープによって、彼女は、立つことは我々以上に安定しているんです……」
そういえば、私にも思いあたることがあった。というのは、さっき私の胸に靠れかかったルミの体は、少女のように柔かく、温かではなく、然も、心臓の鼓動とは違った響きを、たしかに感じたのであった。あの時の、奇妙な触感は、これであったのだ。
「……而も、この電気人間ルミについて僕が第一に自慢したいのは、僕からルミへの命令伝達方法です。