轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

かいだんぼたんどうろう

怪談牡丹灯籠

三遊亭 円朝

04 怪談牡丹灯籠

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 123,879 字 · 246 页

青空文庫

と飯島平左衞門は孝心に感じ、機を見て自ら孝助の敵と名告り、討たれてやろうと常に心に掛けて居りました。

四

さて萩原新三郎は山本志丈と一緒に臥竜梅へ梅見に連れられ、その帰るさに彼の飯島の別荘に立寄り、不図彼の嬢様の姿を思い詰め、互いに只手を手拭の上から握り合ったばかりで、実に枕を並べて寝たよりも猶深く思い合いました。昔のものは皆こういう事に固うございました。ところが当節のお方はちょっと洒落半分に

「君ちょっと来たまえ、雑魚寝で」

と、男がいえば、女の方で

「お戯けでないよ」

又男の方でも

「そう君のように云っては困るねえ、否なら否だと判然云い給え、否なら又外を聞いて見よう」

と明店か何かを捜す気に成っている位なものでございますが、萩原新三郎はあのお露どのと更に猥らしい事は致しませんでしたが、実に枕をも並べて一ツ寝でも致したごとく思い詰めましたが、新三郎は人が良いものですから一人で逢いに行くことが出来ません、逢いに参って若し万一飯島の家来にでも見付けられてはと思えば行く事もならず、志丈が来れば是非お礼旁々行きたいものだと思っておりましたが、志丈は一向に参りません。