轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
てしごとのにほん
手仕事の日本
柳 宗悦
在线阅读柳 宗悦《手仕事の日本(てしごとのにほん)》,假名注音日语阅读。JLPT N2,点词查义。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 116,621 字 · 235 页
それほどこの九州と焼物とは関係が深く、また窯数からしましても、どの地方よりも多いのであります。九州は地図が示しますように、支那と朝鮮とに最も近いため、それらの国から色々の影響を受けました。中でも朝鮮との縁故は深く、江戸時代三百年の間に、日本の焼物を非常に発達させる原因をなしました。豊臣秀吉の軍が、朝鮮に攻め入った時、彼は不思議な命令を下しました。それは俘虜の中から、陶工をつれて帰れということでありました。秀吉は武人でありましたがなかなかの風流人で、ことのほか茶事に熱心でありました。その頃は日本の焼物はまだ発達していませんでしたから、朝鮮から多くの焼物師をつれて来て、茶器を焼かせたかったのであります。大勢の俘虜は西九州の方々へ分れて住まわされました。彼らは大名たちの保護を受けて、陶土のある各地へ窯を築きました。
有名な有田の磁器はかくして起ったのであります。李参平という人がその開祖として名が残ります。古薩摩と呼ばれるものも、かくして始まりました。有名な唐津も新しく仕事を起しました。八代の象嵌の法も彼らから教わりました。象嵌というのは模様を中に嵌め込むやり方であります。