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うんめい

日本の文学 3 五重塔・運命

幸田 露伴

幸田露伴『日本の文学 3 五重塔・運命』。同一底本的分册已合并为一书。收入:運命、風流仏。

N1 · 挑战 · 新字新假名 · 100,648 字 · 198 页

青空文庫

燕王語の洩れんことを慮り、陽に斥けて通州に至らしめ、舟路密に召して邸に入る。道衍は北平の慶寿寺に在り、※(「王+共」、第3水準1-87-92)は燕府に在り、燕王と三人、時々人を屏けて語る。知らず其の語るところのもの何ぞや。※(「王+共」、第3水準1-87-92)は柳荘居士と号す。時に年蓋し七十に近し。抑亦何の欲するところあって燕王に勧めて反せしめしや。其子忠徹の伝うるところの柳荘相法、今に至って猶存し、風鑑の津梁たり。※(「王+共」、第3水準1-87-92)と永楽帝と答問するところの永楽百問の中、帝鬚の事を記す。相法三巻、信ぜざるものは、目して陋書となすと雖も、尽く斥く可からざるものあるに似たり。忠徹も家学を伝えて、当時に信ぜらる。其の著わすところ、今古識鑑八巻ありて、明志採録す。予未だ寓目せずと雖も、蓋し藻鑑の道を説く也。※(「王+共」、第3水準1-87-92)と忠徹と、偕に明史方伎伝に見ゆ。※(「王+共」、第3水準1-87-92)の燕王に見ゆるや、鬚長じて臍を過ぎなば宝位に登らんという。燕王笑って曰く、吾が年将に四旬ならんとす、鬚豈能く復長ぜんやと。