轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

にほんたんていしょうせつかいすんぴょう

日本探偵小説界寸評

国枝 史郎

「読売新聞」1925(大正14)年8月31日

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 5,856 字 · 12 页

青空文庫

既成文壇の四五の大家が、雑誌経営者に強要され、心ならずも誤って、探偵小説を作ったことがあった。幸か不幸か其一二篇は、相当立派なものであった。併しもう一度其人達に、誤って作れと云った所で、作ってくれる気遣いはない。兎角文壇の大家なるものは、お上品なことが好きである。兎もすれば下等視されようとする、なんで探偵小説家などへ、わざわざ成り下って来るものぞ。と云うことになって見れば、止むを得ず、新進作家なるものは、草莽の間から見付けなければならない。では厭でも小酒井不木氏、森下雨村氏、松本泰氏、こういう人達にお願いし、是非伯楽になって貰い、驥北の野でも散歩して貰い、所謂千里の駒なるものを、至急目付けて貰うより、他に手段は無さそうである。