轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

きゅうぶんにほんばし

旧聞日本橋

長谷川 時雨

長谷川時雨『旧聞日本橋』。同一底本的分册已合并为一书。收入:旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋、旧聞日本橋。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 158,045 字 · 322 页

青空文庫

浜町の岡田では、この旦那のために舞台をつくって、あの広い家中を、一間一間楽屋にして素人芝居が開催される。もとより番附その他の設備、楽屋の積物、いうまでもなく人気役者の名題披露の通りにした。とうとう新富座まで借り入れてやったこともある。

お麻さんと旦那の生活はこの位にしておこう。お麻さん夫婦の浜町の家に特記してよいのは、小山内氏のために潮文閣を挙して第一期『新思潮』を出したことである。そのころとしては作家たちを花屋敷の常磐という一流料亭に招待したり、一足飛びに稿料何円かを支払って一般の稿料価上げを促したものである。

姉娘と妹娘との旦那の張合いで、××家は柳橋でもパリパリの芸妓家となった。妹娘の旦那、銀行の頭取りは、事ごとに木場の旦那とは違ったゆきかたで、自分の女にした妹娘の家作に手入れをする、動産、不動産、いずれも消てしまわないものを注ぎ込んだ。その時分の藤木さんの家こそ不思議だ。敷居一つまたぐと次の間は妹の家作で、入口の方の家が姉娘の家作、どっちの道、角家の磨きあげた二階家つづきで、お麻さんの芸妓名をついだ妹が主で、大勢の抱妓がいた。妹は築地のサンマー夫人のところへ会話を習いにいったりして、二階の一間には床の間に花あり、衣桁あり、飾り棚があり、塗机があり、書道の手本と硯が並べてあるという豪奢な貴婦人好み