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きせる
煙管
加贺百万石的大名天天揣着金烟管上城,不是爱烟管,而是爱炫耀身价。别人一求观赏,烟都抽得更快活了。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 6,489 字 · 14 页
「どうしたい、宗俊、一件は。」
「一件た何だ。」
了哲は、下唇をつき出しながら、じろじろ宗俊の顔を見て、
「とぼけなさんな。煙管の事さ。」
「うん、煙管か。煙管なら、手前にくれてやらあ。」
河内山は懐から、黄いろく光る煙管を出したかと思うと、了哲の顔へ抛りつけて、足早に行ってしまった。
了哲は、ぶつけられた所をさすりながら、こぼしこぼし、下に落ちた煙管を手にとった。見ると剣梅鉢の紋ぢらしの数寄を凝らした、――真鍮の煙管である。彼は忌々しそうに、それを、また、畳の上へ抛り出すと、白足袋の足を上げて、この上を大仰に踏みつける真似をした。……
八
それ以来、坊主が斉広の煙管をねだる事は、ぱったり跡を絶ってしまった。何故と云えば、斉広の持っている煙管は真鍮だと云う事が、宗俊と了哲とによって、一同に証明されたからである。
そこで、一時、真鍮の煙管を金と偽って、斉広を欺いた三人の忠臣は、評議の末再び、住吉屋七兵衛に命じて、金無垢の煙管を調製させた。前に河内山にとられたのと寸分もちがわない、剣梅鉢の紋ぢらしの煙管である。――斉広はこの煙管を持って内心、坊主共にねだられる事を予期しながら、揚々として登城した。