轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

12 一九四五年(昭和二十年)

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 120,583 字 · 240 页

青空文庫

樫の枝が風にさやさやと鳴っている下で、彼等は、声を限りに叫び、合図をし号令をかけて、独木船のようにしてころがしたり、斧で※ったりして居ります。原始人の感じが分ります。一つこわして一つ形が変化するにつれて其にふさわしい応用を発見して遊び実に飽きず、小さい小さい健坊まで尻の上へ兵児帯を下げて、ハダシでかけまわって居ります。子供たちの此頃の遊びに安心して没頭する様子は見ものです。此まではいつも見えない緊張があって、心も身も傾けてという風ではなかったわ。遊びでも打ちこむということは大切です。子供にとっては。

さて、この頃の毎日はラジオをきくことを欠かされません。昨二日は、宣言受諾に関する書類の正式調印で、重光、梅津両全権が東京湾のミズーリー号の上でマッカーサーやウェーンライト、パーシブルという人々、その他中国、ソ、オーストラリア、オランダ、カナダ、ニュージランドなどの代表が調印したそうです。日本人記者二名が陪観し、その艦上にペルリが下田へ来たときたてていた星条旗と真珠湾に翻っていた旗とを二つ貼ってあったということを報道しました。

それからね、マッカーサーは、「ガラスのペン軸をとって」