轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

06 一九三九年(昭和十四年)

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 374,755 字 · 745 页

青空文庫

自分で工夫させろという風に。だが、それで人間の精神の働きは終りませんから、何か先がある。自分のやっていること興味、その先にもっと知らない大きいことがある、もっと興味ある何かがある、その何かが漠然と感じられるような、そういう面白がらせかたを覚えさせてやる大人は少ないものね。国男、寿江、遊んでいるのを見ると、体、目の前の面白さが面白すぎる。その中だけですんでしまうように遊んでいる。感情の深さ、ひろさ、大さへの感覚がない。心が目をさます、そのことの重大さがわからない。人生へのプリンシプルのなさから。私の心では、こういう観察が、かわきの一面をなすのだからお察し下さい。シムフォニックな共感へまでひろがるかわきをめざめさせるのだから。では月曜日に。

附

例によってお約束の報告を。

さて、帖面出しかけて。

先月は十一日ごろの手紙で前月の報告したのでしょう。その中に、では、四日に十二時四十分になったとか、五日が十二時半だったとか、丁の部のこと申し上げたわけね。そこへつけ加わって、咲枝のお産の徹夜が加わります(十二日―十三日)。それから咲枝にたのまれたからは、と国男のかえりを待っていてやって十二時すぎたのが二晩。