轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

ごくちゅうへのてがみ

獄中への手紙

宮本 百合子

10 一九四三年(昭和十八年)

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 215,557 字 · 426 页

青空文庫

と一緒に送りました。掛ぶとんカバーなしで、夏ぶとんもそれでいいのかしら。何だか夏はあったらよさそうですが。

用だけ一まとめにしてしまいましょうね。『週刊朝日』その他は来週からの分或は六月号から。それはきのうお話したとおり。

富雄へ本を送るときのことわかりました。それから物は前金でたのみ、それ以外はたのみませんから御安心下さい。これからは第一たのめません。小包不通故。それに大体私は余りこのみませんから。あちらも通貨が一本立になり物価三倍以上になったそうです。上海ではこちらで八十円のポートフォリオが百二三十円の由。十年前六円五十銭で買ったのを、昨今八十円でよろこんで買うという人があるという笑話をききました、でも本当でしょう。

隆治さんの雑誌は閉口です。自分で出歩かないのでちっともはかも行かず見当もつかず。

十九日のお手紙、本当にいつもいつもありがとう。昔の人の表現にもなかなかうまいものあり、病魔はその一例ね。

無理しないようにということは、私も決しておろそかには考えて居りません。しかし、六月一杯迄このままやって、もしそれより先にかかるのなら九月下旬まですっかり休んでどこへか行きます。