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かかばいじょほうのせつ
禾花媒助法之説
津田 仙
「明六雜誌 第四十一號」明六社、1875(明治8)年9月5日
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 2,880 字 · 6 页
今わが政府の内外債、合して三千百二十万金余の借金くらいは、三年を出ずして人民よりこれをもって完済することは容易ではありますまいか。さすれば政府において一意気身を入て御世話があらば内外債はおろかなこと、皇宮の御新築でも、諸官省の御普請でも、華族・士族の禄債でも、鉄路でも、電線でも、何んでも蚊でも十数年の後には徒手にて出来る工風なれども、政府にてはまだ農業は鄙事なりとでも思わるるにや、これには一向御着手なし(新川、浜田、名東、岐阜、宮城その他二、三県はとにかく)。世間一般に実事は一円馬耳風にて御頓着なし。ゆえに拙者やむをえず切に社中の諸賢に望みまするは、この法をあまねくわが国の農家へ播伝実行せしむる手段の垂示を賜わらんことの一事でござる。