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「みどりのきし」ノート
「緑の騎士」ノート
宮本 百合子
「宮本百合子全集 第十八巻」新日本出版社、1981(昭和56)年5月30日
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 3,001 字 · 7 页
○ブルジョア夫婦に対するスタンダールの嫌悪 p.98
スタンダールのルシアン
ルシアン・ルーヴェンも、若くてはげしい気象でしかも矛盾した内的要素をもつ人間としてかかれている。
p.167 するとおれは一生板ばさみだな。
一方には――
他方じゃ
p.279 リュシアンは己惚れ男と思われている。しかしむしろはなはだひかえ目な男 ナンシーにおける振舞いは己惚れ
手紙を見れば少年
○スタンダールはルシアン・ソレルの場合貴族への憎悪をつよくあらわしている。
ルシアン・ルーヴェンのブルジョア性として正統派 エゴイスト 礼式ずくめ、過去への執着と、猛烈な共和派を見ている。
スタンダールの内面は、いろんな万華鏡で何人かのルシアンにあらわされている。
〔欄外に〕
ルシアン・ソレルがはげしい性格そのもので冷やかになったように、打算したように、ルシアン・ルーヴェンもナンシーの上流社会に対してそうだ。
p.306 現代の行儀作法は正しくて洗煉されている。――その青年独特の、幸福の追求のしかたについてはどうだ。それについてはなんにも分らないのだ。」
スタンダールの十九世紀観