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「みどりのきし」ノート
「緑の騎士」ノート
宮本 百合子
「宮本百合子全集 第十八巻」新日本出版社、1981(昭和56)年5月30日
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 3,001 字 · 7 页
〔欄外に〕
スタンダールの小説にある真の新しさ 人間性の追求とその方法の追求。エゴーの分析 リアリズム
古き十八世紀風なもの 社会的場面の描写 特にサロン
スタンダールの帝政時代観
(緑の騎士)
p.28 リュシアンの入った第三師団管轄区の査閲を拝命した伯爵N中将について。
p.29 N伯爵の風采について。
――そこには何か一抹の虚偽がうかがわれ、帝政時代とその屈従的精神とを経験した人間らしいところが見られた。一八〇四年以前に他界した英雄どもはまことに仕合わせものだ!
p.30 テランス男爵
――彼も戦場では勇敢そのものであったが 帝政時代となってからは、その自信を失った。
スタンダールのアメリカ観 共和主義者観
「緑の騎士」No.1
p.80 リュシアンは二つの手紙をうけとる
一通は おどかし 行李をまとめてうせろ
一通は 共和主義者 ヴァンデックス等から。
リュシアンは
p.82「ヴァンデックス輩と同じ思想をいだくほど、過激な正義心をもち合わせていない。なるほど アメリカへ行けばまことに正しい合理的この上ない仲間入りは出来るだろう。しかしそいつらには品がなくてしょっちゅうドルのことしか頭にないのだ