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イデオロギーがいろん
イデオロギー概論
戸坂 潤
線上閱讀戸坂 潤《イデオロギー概論(イデオロギーがいろん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 162,000 字 · 316 頁
個人主義的見地に立つマックス・ヴェーバーが指摘したような社会科学の客観性――客観的可能性や評価からの超越など――は、あまりにも合理主義的でありすぎた、というのである。文化社会学の理論が、如何に非実践的・観想的なものに甘んじるかは、この点からも明らかだろう**。――併し解釈学的なものは本来常にこうある外はない。
* ヴェーバーの文化社会学は併し、汎歴史主義に反対する、歴史は常に永遠なるものによって裏づけられている。その限り之は単なる歴史主義――相対主義――ではないかのようにも見える。だがそれが理論自身の客観性の問題になると、完全に相対主義=歴史主義を暴露する(次を見よ)。そうして文化社会学が結局、所謂歴史主義の一つの変容に過ぎなかったことを証拠立てる(Ideen, S. 49 参照)。
** Ideen, S. 20―25 を見よ。
最後に吾々は云うことが出来る、ヴェーバーの文化社会学、それは恐らく、ドイツ乃至其他の所謂「文化社会学」を最もよく代表するものであるが、夫は、ドイツの形而上学的・宗教的・観念論の、解釈学的な――ロマン主義的・歴史主義的な――合理化の一つの形式である、と。