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デカルトてつがくについて
デカルト哲学について
西田 幾多郎
線上閱讀西田 幾多郎《デカルト哲学について(デカルトてつがくについて)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 19,032 字 · 38 頁
それはかつてデカルトが『省察録』において用いた如く、懐疑による自覚である、meditari である(野田又夫『デカルト』)。それは徹底的な否定的分析でなければならない。彼は『省察録』の第二答弁において証明 d※(アキュートアクセント付きE小文字)montrer の仕方に二通りあるという。一つは分析 analyse ou r※(アキュートアクセント付きE小文字)solution であり、一つは綜合 synth※(グレーブアクセント付きE小文字)se ou composition である。分析とは、物が方法的に見出され、如何に果が因に因るかを見る方法である。読者はそれに従って、注意深く、含まれたる凡てに目を注ぐならば、あたかも自分が見出した如く完全に証明せられ、理解せられる方法である。綜合というのは、これに反し定義、要請、公理等の過程によって結論を証明する、いわゆる幾何学的方法である。而して彼は彼の『省察録』において専ら分析的方法を取ったという。何となれば、幾何学においては、その根本概念が感官的直観と一致するが故に、それは何人にも受入れられるが、形而上学的問題においては、最始の根本概念を明晰に判明に把握することが困難なのである。