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ベートーヴェンのしょうがい
ベートーヴェンの生涯
片山 敏彦
線上閱讀片山 敏彦《ベートーヴェンの生涯(ベートーヴェンのしょうがい)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 6,470 字 · 14 頁
普遍的精神の宏大な博識と探求心とを結合させた」ところにあるのであろう。この点に関してのロランの権威を認めている人々の中で私は、ケクラン、オーリック、ストラヴィンスキー、アーノルド・ベネットらの名を挙げておこう。そして偉大なアンドレ・シュアレス(『偉大なシュアレス』といったのはモーリス・マーテルリンクであるが)は、彼がドビュッシーの熱愛者であるにもかかわらず近頃こう書いた――「福音書を書くような態度でベートーヴェンについて書く権利を私はロマン・ロランにだけ認容する。なぜなら、彼は実際その精神で生きているのだから。」
*
その後のロランの『ベートーヴェン研究』の構造は次の五つの部分から成っている。
一 自己形成の時期(一八〇〇年以前)
二 英雄的精神の時期(『エロイカ』から『熱情奏鳴曲』まで。一八〇一年―一八〇六年)
三 クラシック芸術の充実(『第四交響曲』から『第八交響曲』まで。一八〇六年―一八一五年)
四 大きな危機(死と再生の時期一八一六年―一八二三年)
五 遺言(『第九』および最後の幾つかの弦楽四重奏曲。一八二三年―一八二七年)
一九三八年の現在までに第四の部分までが完成されたので後に残っているのは『遺言』