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マルおよびムレについて

マル及ムレについて

木暮 理太郎

線上閱讀木暮 理太郎《マル及ムレについて(マルおよびムレについて)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 15,258 字 · 30 頁

青空文庫

、第4水準2-88-89)子)百済には大木岳(大麓)という古地名がある。若し百済人が其故郷の地名を新住地に移したものとすれば、実際其必要があったのか、或は両地の間に何か似通った点があったのであろう。唯大木又は大木岳を何と読み、且それと同意語か又は義訳であろうと思われる※(「渓のつくり+谷」、第4水準2-88-89)子も大麓も、何を意味しているかを知らないので、これには触れないことにして置く。

都留郡が百済人の居住地であったことは前記の通りであるから、其処に韓語の地名が残っているのは当然であると読者も合点されるであろう、それで私も都留は山の尾づるからではなく、野を意味する韓語のツルから来たものであると推断した次第である。そして『和名抄』の古郡郷は上野原附近であり、都留郷は大鶴村あたりであることに諸書皆一致して居るので、此等の地を含む一帯の原野が都留の本郷であったろう。従って鶴川や鶴島の名が今に存しているのも決して偶然ではない。桂川も『甲斐国志』のいう如く葛の字が桂に転じたのではなく、鶴川に対する大鶴川の意で、ツルに大の義あるカを添え、カツルと呼んだものがカツラとなったので、原を九州や奥州の一部でバルと呼ぶのと同じである。