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せんきゅうひゃくにじゅうくねんいちがつ――にがつ
一九二九年一月――二月
宮本 百合子
線上閱讀宮本 百合子《一九二九年一月――二月(せんきゅうひゃくにじゅうくねんいちがつ――にがつ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 11,457 字 · 23 頁
聞いて居る間に涙が出たが 後でYに話してきかそうとし、自分は終りまで一気に喋ることが出来なかった。
二十五日
十日ばかり経つがこの話から承けた感銘が消えぬ。心が心を撲つ力は「尤な理論」にだけはない。それを生きる、生きかた真情の総計中に在る。
――○――
○日
m来。クリスマスの日に行ったら居なかった話をする。
レーニングラードの家へかえって居た由。
Kの病気は肺嚢がわるそうな様子だったがバセドーウ氏らしい。勤先の国立出版所から一ヵ月半休暇をもらってクリミヤの休養所へ行って居る。
――どんなだって?
――初めのうち大変よかったけれども、あとはそうでもないように書いてよこしました。でももう直きかえって来るでしょう。
――どうして? よくならなくても?
――休暇が一ヵ月半しかないんですもの、かえって又工合がわるいようなら、再び休暇をとって行くことになるでしょう、
――療養所の医者の証明でもっと居るわけには行かないんですか?
――いいえ。それは出来ません
mは疑をはさまず首を振って いいえそれは出来ませんと云ったが、自分は此点は不合理だと思う。
СССРの勤人が休暇をもらって休養所へやって貰える制度は非常によい。