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みうらたまきのプロフィール
三浦環のプロフィール
吉本 明光
線上閱讀吉本 明光《三浦環のプロフィール(みうらたまきのプロフィール)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 11,579 字 · 23 頁
その自然さがイタについていて聴衆に深い感銘を与えるのだった。この時のお話は、疎開先きのことだの、私はなぜこんなにやせたかとかを、巧まざるユーモアをもって話し、ロンドン初演にステージを共にした、十九世紀の歌の女王アドリナ・パティはその時七十二歳だったから、自分もパティ同様七十二歳までは歌をうたって皆さんを楽しませたい、という話をした。この三浦さんのお話はその独唱と共に満場の喝采を博した。
なおこの大会は、音楽は聴いて楽しむものである。その意味において、軽音楽だのクラシックだのと区別するのは間違っている、よい音楽をよく演奏すれば、聴衆は音楽を楽しむ、という信念を実践してみたのであったが、この信念は幸にも成功した。五日間十回で三万五千名の聴衆は、三浦さんの独唱とお話を熱狂的に喜ぶと共に、東海林太郎君の「赤城の子守唄」と下八川圭祐君がうたったムソルグスキーの「蚤の歌」に白熱的な拍手を浴びせた。
三浦環さんは東京滞在中、東海道線を利用して、おくにの遠州を訪問したが、東京滞在中はずっと僕の家にいた。そして毎夜のように空襲サイレンで起こされたが、空襲生活にも馴れたので最初の晩のようには怖がらなかった。