輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
めいじんちょうじ
名人長二
三遊亭 円朝
線上閱讀三遊亭 円朝《名人長二(めいじんちょうじ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 67,631 字 · 134 頁
幸「おのれ現在の母を殺したか」
と一生懸命に組付いて長二の鬢の毛を引掴みましたが、何を申すも急所の深手、諸行無常と告渡る浅草寺の鐘の音を冥府へ苞に敢なくも、其の儘息は絶えにけりと、芝居なれば義太夫にとって語るところです。さて幸兵衞夫婦は遂に命を落しました。其の翌日、丁度十一月十日の事でございます。回向院前の指物師清兵衛方では急ぎの仕事があって、養子の恒太郎が久次留吉などという三四名の職人を相手に、夜延仕事をしておる処へ、慌てゝ兼松が駈込んでまいりまして、
兼「親方は宅かえ」
恒「何だ、恟りした……兼か久しく来なかッたのう」
兼「長兄は来やしねえか」
恒「いゝや」
兼「はてな」
恒「何うしたんだ、何か用か」
兼「聞いておくんなせえ、私がね、六間堀の伯母が塩梅がわりいので、昨日見舞に行って泊って、先刻帰って見ると家が貸店になってるのサ、訳が分らねえから大屋さんへ行って聞いてみると、兄が今朝早く来て、急に遠方へ行くことが出来たからッて、店賃を払って、家の道具や夜具蒲団は皆な兼松に遣ってくれろと云置いて、何処かへ行ってしまったのサ、全体何うした