輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
いかなるほしのもとに
如何なる星の下に
高見 順
線上閱讀高見 順《如何なる星の下に(いかなるほしのもとに)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 119,508 字 · 236 頁
と値段が入っている。それからは値段が上る)。テキ、二十仙。おかやき、十五仙。三原やき、十五仙。やきめし、十仙。カツ、十五仙。オムレツ、十五仙。新橋やき、十五仙。五もくやき、十仙。玉子やき、時価。
この「仙」という字が、ちょっと私は気に入らなかった。「銭」でいいではないかと思い、その後、なんとなく細君に言うと「仙」というのは、人に山で、――「人が山と来るというんで縁起がいいそうで」と説明された。
――写している途中、二階から新顔が降りて来た。すると火鉢を囲んだ一人が、
「○○君は死んだ?」
大きな声で、降りてきたのに言った。
「いいや、まだ殺されねえ。――でも、もうすぐ殺されるよ」
「そうか。しからば、急いで食わざなるめえ」
――芝居の稽古であった。一座を組んで、出しものを用意して、映画館のアトラクションとして売り込もうというのであった。その役者の一人が、お好み焼屋の二階に間借りしていたので、とても稽古場にならない狭い二階だったが、席料を取られないところから、借りたのであった。二階にいるその役者は末弘春吉といって、私は下の火鉢で顔なじみであった。浅草に住んではいるが、公園の舞台とは関係のない恵まれない役者であった。