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ようかいがく
妖怪学
井上 円了
線上閱讀井上 円了《妖怪学(ようかいがく)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 59,416 字 · 117 頁
の部類なり。しからば、これまた偶然の暗合というよりほかなし。
また、この星におのおの一定の方位ありて、もし人、その悪方を犯すときは災害ありという。しかしてまた、これをのがるる法あり。その法に曰く、
方位凶殺の悪方を免れんとするときは、年月日時のその人の星に相生するの、吉星の巡る方の神仏の地より砂を取りきたり、その宅の殺方へまくべし。もし堂宮の吉方になきときは、清き所の水をくみて凶方へまくべし。必ず災いを免るること疑いなし。
かくのごとき非道理的方法によりて、果たして災いを免れ得るということは、少しく知識を有するものの解すべからざることなり。しかして、世にこれを信ずるものあるは、実に奇怪といわざるべからず。けだし、世間には知識を有する人はいたって少数にして、無知不学のものの多きを知るべし。
つぎに、方鑑方位と称して、世間にて大いに信用することあり。これまた五行、九星と同一種のものにして、別に弁明するを要せざれども、今、方位家の論ずるところ一理あるに似たるところあるをもって、その言をここに掲げて一評を試みざるべからず。ある書の序文に曰く、
およそ天地の間、万物を生じて、水火木金土の五行の気をしき、万物その気を受けざるはなし。