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ばくまついしんかいこだん
幕末維新懐古談
高村 光雲
線上閱讀高村 光雲《幕末維新懐古談(ばくまついしんかいこだん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 3,132 字 · 6 頁
そこで会頭を佐野常民氏、副会頭を河瀬秀治氏(同氏は今日なお健在である)に推薦し、日本美術協会と名を改め、毎月一度ずつ常会を、年に一度展覧会を開くということになって、これを観古美術会という。そして長い間それが続いたのでありました。
会員の中には私がこれからお話しようと思っている石川光明、旭玉山、金田兼次郎、島村俊明の諸氏、蒔絵師では白山松哉などもいて、会はますます旺んとなり観古美術会を開くことになったのでありました。
観古美術会はさらに一歩進んだ形のもので、会員所蔵の逸品といっても数限りのあること故、一般に上流諸家から秘蔵品並びに宮内省御物等をも拝借し、各種にわたった名画名器等を陳列し、それを一般に縦覧を許すことにしました。そうして、宮様を総裁に頂きまして、歴とした会が成立したのであった。
会場は下谷の海禅寺(合羽橋側)、東本願寺等であった。この会は二、三回続きましたが、美術思想を一般に普及した功は多大でありました。
こんな有様で、竜池会から出た日本美術協会の年中行事として観古美術会の会員はますます殖え、大分工人側の人たちも這入って来たのでありますから、会員の意見の交換などしばしばある中に、従来の如く、単に古いものばかりを出陳するということよりも、さらに新奇なものを加えて出陳してはどうか。