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かいせいガン

怪星ガン

海野 十三

線上閱讀海野 十三《怪星ガン(かいせいガン)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 113,544 字 · 227 頁

青空文庫

さっきはどうしたの。ぼくのほうがおどろいたよ」

と、ポオ助教授が、待ちかねたという顔つきで、そういった。

帆村はにやりと笑った。

「あのようにしないと、相手にかんづかれるおそれがあったからです。ポオ助教授。あなたは、あのときギンネコ号の室内に意外なものを発見して、おどろきの声をあげられたのですね」

「ほう。これは気がつかなかったが、いったいどういうことかね」

ロバート大佐が、からだをまえに乗りだしてきた。そのときポオ助教授は、椅子にふかくもたれて、さっきのことを思い出そうとつとめるのか、しばらく目をとじていたが、やがて目を開いて、意外なことを語りだした。

「まったく帆村君の想像のとおり、ぼくは意外なものをあの部屋のなかで見つけたのです。それは発光式の空間浮標です。はじめその上にカンバス布がかけてあって見えなかったのですが、ぼくたちが帰るとき、テイイ事務長の身体がカンバスにさわって、その布が動いて横にずれた。それで下にあった空間浮標が見えたんです」

「ほう。それはもしや『宇宙の女王』号のものじゃなかったのか」

大佐は先をいそいで、質問の矢をはなつ。

「そうなんです、あの器具は、ぼくが五十箇だけ用意をして女王号にとどけたんです。