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ぶんげいじひょう
文芸時評
宮本 百合子
線上閱讀宮本 百合子《文芸時評(ぶんげいじひょう)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 8,743 字 · 18 頁
腐るだけである。そこで、今度の左翼十一名の脱退となった。
一九二七年の末、労農芸術連盟から「前衛」が分裂し、のち「プロレタリア芸術」と合体して全日本無産者芸術連盟(NAPF)を結成した。
それから三年余だ。自然発生的に日本プロレタリア文学運動の先行的任務を負った「文戦」の作家たちは、ロマンチシズム、未組織な個人的センチメンタリズム、政治的行動理論の不決定さで右や左へ揺れながら、それでもある水準に達した技術で、黎明期のプロレタリア文学活動に重大な役割をはたした。
「ナップ」の作家たちは、その頃まだ技術的には若かった。階級闘争の一翼としての芸術活動の正当な任務を理解するために絶えず自己批判し、また「文戦」と論争をくりかえした。
プロレタリア・農民大衆は一年一年と、闘争の実力とブルジョア文化に対する階級的プロレタリアの文化水準を高めてきた。「ナップ」の作家もそれにつれてやっぱり、一年一年と育った。技術的に、理論的に、作品行動の実践で育った。そして、今日ほんとの意味で革命的なプロレタリア作家は、「ナップ」と「ナップ」を支持する大衆の中から現れつつある。
ブルジョア文学が、ブルジョア社会機構の全般的行きづまりにつれて、衰弱し、へばって、だんだん反動化していることは、もう誰の目にもはっきり映っている。