輕讀日語

輕鬆讀懂日語經典作品

ja-reading.com

輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。

めいじびじんでん

新編 近代美人伝 (上)

長谷川 時雨

線上閱讀長谷川 時雨《新編 近代美人伝 (上)(めいじびじんでん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。

N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 129,076 字 · 256 頁

青空文庫

改革の第一歩は勇気に根ざす、いかに馴化された美でも、古くなり気が抜けては、生気に充ちた時代の気分とは合わなくなってしまう。混沌たる中から新様式の美は発しる。やがて、そこから、新日本の女性美は現わされ示されるであろう。

古から美女は京都を主な生産地としていたが、このごろ年ごとに彼地へ行って見るが、美人には一人も逢わなかったといってよいほどであった。一世紀前位までは、たしかに、平安朝美女の名残りをとどめていたのであろうが、江戸のいんしんは、彼地から美女を奪ったといえる。徳川三百年、豊麗な、腰の丸み柔らかな、艶冶な美女から、いつしか苦味をふくんだ凄艶な美女に転化している。和歌よりは俳句をよろこび、川柳になり、富本から新内節になった。その末期は、一層ヒステリックになった。

そのヒステリーが、ひとつ、ガチャンと打破したあとに、明治美人は来た。その初期は、維新当時、男にも英雄的人物が多かった通り、美女もまた英雄型であった。と、いうのは、気宇のすぐれた女ばかりをいうのではない、眉も、顔だちも、はれやかに、背丈などもすぐれて伸々として、若竹のように青やかに、すくすくと、かがみ女の型をぬけて、むしろ反身の立派な恰好であった。