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にっき
日記
宮本 百合子
線上閱讀宮本 百合子《日記(にっき)》,假名注音日語閱讀。JLPT N3,點詞查義。
N3 · 進階 · 新字新假名 · 17,620 字 · 36 頁
四月二十八日
四月二十九日
四月三十日
五月一日
「千世子」の第二まで書く。
四月二十八日(火曜)
〔摘要〕出席
お敬ちゃんが来る。
体のせいで頭が重い。何もしないでけしの絵なんかを書く。あしたっから一日一緒に居ましょうなどと云ったけれ共行われない事だと云う事を私は知って居る。
『文章世界』が来る。
四月二十九日(水曜)晴
〔摘要〕出席
日誌当番。
訳物のつづきをしなければならない。今二つに心がわかれて居る。どっちかにまとめなければならない。
『日本外史』『真書太閤記』が来る。訳物はどうしたって十月までには原稿紙に書ける様にしなければならない。
四月三十日(木曜)晴
御母様が銀座へいらっしゃった。
私の先からほしいと思って居たポーの短篇集と『理想』を買って下さった。
思いがけなかったのでふだんより倍も倍もうれしかった。
五月一日(金曜)晴嵐
体格試験。
身丈は相変らずひくい。
どうせ頭でっかちに育ったんだからと思う。
夜加藤誠二の話が出る。
妹だと云って紹介した女を弟達は「夫婦かと思った」なんて云って笑った。
そんな事のわかる年になったと云う事が頼もしい裏面に痛ましい陰をもって居る。私は弟のどうぞあの、家鴨の様な声を出して呉れない事をつくづくもねがう。