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にっき
日記
宮本 百合子
線上閱讀宮本 百合子《日記(にっき)》,假名注音日語閱讀。JLPT N3,點詞查義。
N3 · 進階 · 新字新假名 · 28,069 字 · 57 頁
三月十一日
三月十二日
三月十五日
三月十六日
三月十八日
三月二十一日
三月二十二日
三月二十三日
○「その年」はパスするか、どうか。土曜日曜が間に入ってからおそくなってもいるのだろうが。常識では通らぬことはないと思う。
○夜になると昼間の風がしずまって、(九時頃)東の方に美しい月が輝いている。その西空には遠く星がさやかに燦めいている早春の夜景。室内の瓶の薄紅海の花の枝。
○物干の板の間にさしている手摺の影、白い上壁。よその羽目にさしている竹の影。
三月十一日(土曜)
〔発信〕第二十一信
〔受信〕第十四信着、九日づけ
三月十二日(日曜)
〔発信〕第二十二信
三月十五日(水曜)
〔発信〕第二十三信(出すのは十八日になった)
三月十六日(木曜)
〔受信〕十四日づけ第十五信着。
三月十八日(土曜)
「その年」大してわるくはないが、作者が私だと他のよみようがあると云ってパスしなかった由。箇人主義的だ(母の心持が)という由。箇人主義というような表現が、反対の極に全体をおいて云われては返事にこまる也。
三月二十一日(火曜)
〔受信〕三月十八日づけ第十六信着。
三月二十二日(水曜)
〔発信〕第二十五信(実は第二十四信だった)
三月二十三日(木曜)
文秋へかえりにまわる。原稿貰って来て、来月へ随筆をかくことにして来る。