輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
まつとふじげいぎのかえもん
松と藤芸妓の替紋
三遊亭 円朝
線上閱讀三遊亭 円朝《松と藤芸妓の替紋(まつとふじげいぎのかえもん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 46,921 字 · 94 頁
徳「どゝゝゝ懐に突込んじゃいけません、懐に突込んじゃア」
庄「宜いよ、違っても違わんでも彼の時に挽いた若衆と云やア何にも云わず五十円で買おうが、決して他言をしてくんなさんな」
徳「そりゃア必ず云いません、今こそ車夫だが大西徳藏、聊か徳川の臭い米を食って親を泣かした人間だから、云わんと云ったら口が腐っても云いはしない」
庄「それで安意致した……人が来やしないか」
徳「いや田圃の中で此の大雨、来る人はございやせん」
庄「向うに見える灯火は」
徳「ありゃおまはん藪蕎麦だよ」
庄「おゝあれが藪蕎麦か……向うに見えるは」
と徳藏に向うへ眼を付けさせて、見ると懐から抜出した合口を把って、力にまかせぶつうりと突いたからばたりと前にのめりました。この騒ぎを少しも知らないのはお美代です。婢は元数寄屋町の有松屋に奉公していたのを、お美代が旦那を持ってから自分の手許に呼んで、昔話をするのを楽みに致して居ります。
美「今帰ったよ」
婢「おやお帰んなさい」
美「お前後生だから折が二つあるから、お皿を三つばかり持って来て……くッついていけないから……それは栗の金団だよ、お前は甘い